この記事は、OpenStack Advent Calendar 2013 JP の2013年12月20日向けの記事です。
こんにちは! このは です! あ、わたしを知らない人はこちらの プロフィール をごらんくださいね。VPSサービス「ConoHa」の応援団長をやってまーす。
さて、ご存知の方はご存知のとおり、ConoHa は、OpenStack というオープンソースソフトウェアを使って実装されています! でも、ふつうの人にはなんだかピンときませんよねー。かくいうわたしもぜんぜんわかりません。だって、13歳(くらい)の女の子だもんっ!
ということで、今回はみなさんに OpenStack を身近に体感してもらうために、ご自分で OpenStack の構築、そして ConoHa の開発をしていただこうと思います! すごい! 自分でクラウドとかVPSの開発なんて!
では、準備するもののご紹介です:
まず、こちらを印刷してください。ガコーガコー…。
印刷するとこんな感じで、OpenStack や ConoHa の部品が整います。あ、机の上がちょっと汚いですが無視してください。
じゃあ、まずは中核となる OpenStack のGrizzlyをつくりましょうねー。ちょきちょき…。
できあがるとこんな感じです。ほほう…。
折り線に沿って山折りにすると、こんな感じ。ぴょこぴょこします。API受け口のKeyStoneを叩くと、OpenStack がなんやかんやして動く…というのがよくわかりますねー。
次にVMのテンプレートをつくりましょう。ちょきちょき…。わたしの首を切ったりしないでね。
うまく切れました。お。ちゃんと「めいどおぶ OpenStack」って書いてありますね。
線に沿って山折にすると、VMが起動するようになります。こ、こいつ、立つぞ…。
VMテンプレートを、先ほど開発した OpenStack の上においてみましょう。
厚紙を使った人なら、KeyStoneをはじくとビシッとVMが発射されると思います。ばんざい! プライベートクラウドのできあがりですね!
これだけではつまらないので、VM(VPS)をたくさん立てて ConoHa らしい使い方(宣伝とも言う)をしてみましょう。とりあえず4つのVPSを立ててみました。
先ほどの部品集には、ローカルネットワークとインターネット接続回線が用意されているので、それも切り出してきてください。これらの部品でネットワークを構築してみましょうか。
まずはローカルネットワークを構築して、VPSをつなげてみます。2階層構成ですね。
上の1台をフロントエンドにして、インターネットにつなげましょう。
これでインターネットにつながる複数台構成のネットワークが構築できました!
どうでしょう。OpenStack とか、ConoHa とかローカルネットワークとか、思ったよりかんたんだったのではないでしょうか。紙とハサミだけで開発できるなんて…。
以上、あっ!という間に、紙とハサミでOpenStack on ConoHaを開発してみるでした(笑)
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