前回 はUNIXの歴史を勉強しました。今回もちょっと座学のような内容で「Linuxディストリビューション」についてです。
Linuxディストリビューションは、Linuxのカーネルやアプリケーションなどをまとめて、一般的に利用しやすくしたものです。よく知られているところでは、Red Hat Enterprise Linux、CentOS、Fedora、Scientific Linux、Ubuntu、Debian、Gentoo Linux、Arch Linux などや、最近は CoreOS などもありますね。 Wikipedia などを見ると、もっと数多くのLinuxディストリビューションが存在していることがわかり、とても全部は把握できません。新しいLinuxディストリビューションが生まれたり、既存のものから派生してLinuxディストリビューションが誕生したりしています。
ConoHa では、以下のLinuxディストリビューションを標準で用意しています。これらはすべて ConoHa で動作確認がとれており、管理画面からディスクイメージを選択することで、手軽にインストールを進めることができます。もちろん、それ以外のLinuxディストリビューションでも(それどころかLinuxでなくても)、ISOイメージを用意すればインストールすることができます。自分の好きなOSを自由にインストールできるのがVPSの良い所ですね!
以下は、ConoHa の標準で用意されているOSリストです。
・CentOS 6.5 (64bit) *標準OS
・CentOS 7.0-1406 (64bit)
・CentOS 5.9・5.10・6.4・6.5(32bit、64bit)
・Debian 6・7(32bit、64bit)
・Fedora 18・19・20(32bit、64bit)
・Ubuntu 12.04・14.04 LTS(32bit、64bit)
・Ubuntu 12.10・13.04・13.10(32bit、64bit)
・Scientific Linux 6.4・6.5(32bit、64bit)
ConoHa では CentOS6.5(64bit)を標準OSとしていて、文字通りVPSを作成するときの初期OSとして使用しています。これはベースが、Red Hat Enterprise Linuxであり、扱いに慣れている利用者が多そうである、などの理由によります。実際に ConoHa でのLinuxディストリビューション利用率では、CentOSが一番多くなっています。他には、Ubuntuを利用されている方が多いでしょうか。
また、これらのLinuxディストリビューションはインストール時に、ConoHa の内部ネットワークにある、OSのミラーレポジトリからファイルを取得してインストールしますので、外部のAnonymous FTPサーバなどを利用する一般のISOイメージより、短時間でインストールできるというメリットがあります。
ConoHa はいろいろなLinuxディストリビューションに対応していますので、是非いろいろインストールして試してみてくださいね!
(本コーナーは月二回連載です。次回は08/18に掲載予定です)
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